今回はFiRIN 20mm F2 FE MF のレビューを行なっていきたいと思います。 Piicでのレンタルはこちら!https://www.piic.today/gears/R2VhcjowNWU0NjllZ […]
今回はFiRIN 20mm F2 FE MF のレビューを行なっていきたいと思います。
Piicでのレンタルはこちら!
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目次
20mmという画角
今回私が使って感じた第一印象は、「20mmって意外と使いやすい」というものでした。
初め、レンズレビューをする際、標準ズームの24mmより大きい一方、広角レンズの広角端の16mmよりも狭く、中途半端な画角だと感じておりました。
しかしながら、画面端の広角歪みにさえ注意すれば、遠近感がダイナミックな非日常的な写真が取れることも少なくなく、想像以上に面白い写真を不便なく撮ることができます。
スムーズなフォーカシング
本レンズはMFです。
ワンタッチで絞りを無限段階と1/3段ずつに交換することができ、前者は動画撮影に最適です。
また、MFのレンズではあるものの、F値は電子接点でデジタルデータとして記録され、外部の管理アプリケーション(Lightroomなど)での管理がしやすい点や、フォーカシングを行う際、フォーカスリングを回しているととてもスムーズな感触がして、心地よくシャッターを切れる点もそれぞれプラスポイントでしょう。
広角でもボケる
多くの方がご存知の通り、ボケの大きさを左右する要素は、絞り値以外にも、焦点距離が関係しています。広角レンズよりも、望遠レンズの方が同じ絞り値ならボケを生かした写真が撮りやすくなります。
本レンズは20mmで一般に超広角レンズと分類され、ボケを生かした写真は撮りづらいです。しかしながら、本レンズは最小絞り値が2.0となっていて、工夫次第では下のようにボケを活かした写真を撮ることができます。
ボケもとげとげしておらず、非常に滑らかなのも特徴的ですね。
もちろん画質だって良い
一般に超広角レンズは設計が難しく、良い画質の広角レンズを作成するには、コストや重さ、ズーム倍率などのいずれかが犠牲になる。
実際、ズームの広角端にあえて24mm端を入れないことで、ズーム領域全体での画質を維持し、設計を容易にして価格を抑える標準レンズも数多く存在すると言われている。例えばFE 28-70mm F3.5-5.6や28-75mm F/2.8 Di III RXDなどが例として挙げられる。
また、大三元小三元の広角域を担う16mm~35mmのレンズは倍率が2倍ほどで標準域や望遠域のそれ(およそ3倍)を下回っている。
それにもかかわらず、このレンズの端は絞りさえすれば流れてもおらず、非常に高い画質を保っている。
こんな人におすすめ
・ちょっと変わったレンズを使ってみたい
・ダイナミックでボケを活用した写真を撮りたい人
ギャラリー
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